独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)からの2008年3月および第1四半期のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況のまとめによると、北京オリンピックに関するスケジュール表のような情報を表示すると同時に悪さをするウイルスが発見されたそうで、「
北京オリンピックウイルス」と称して、注意を促しています。
「OLYMPIC.XLS」や「SCHEDULE.XLS」などのファイル名で、北京オリンピックのスケジュール表などに偽装されたExcelファイルが電子メールに添付される形で送られてくるそうです。このファイルを開くと偽のスケジュール表が表示される裏で、マクロ機能(作業簡素化のために処理を自動実行させるためのプログラム機能)の不具合(ぜい弱性)をついたものです。
実行形式のプログラムファイルではなく、エクセルのファイルとなっていることから警戒心が薄れてしまいます。
Excelのみならず、Wordやその他のアプリケーションソフトのデータで悪用される懸念がありますので注意が必要です。
「北京オリンピック」開催に便乗するビジネスはいろいろとありますが、こんな便乗はやめてほしいものです。
※情報処理推進機構:情報セキュリティ:ウイルス・不正アクセス届出状況について(2008年3月分および第1四半期)
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2008/04outline.html