情報セキュリティ対策を行う中で、侵入盗などに対応するための防犯設備等の物理的対策も重要です。
NPO日本ネットワークセキュリティ協会「2006年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」によると、個人情報漏洩件数の原因のうち、「盗難」が19%を占めています。
休日・夜間の無人となった事務所に侵入し、換金しやすいノートパソコンが盗まれてしまうものです。”車上荒らしも”なども含まれています。
情報セキュリティ対策に関するコンサルティングを行う中で、こうした犯罪に対する適切な物理的セキュリティのアドバイスを行うためとして、必要な勉強をして、この度、「
防犯設備士」の資格を取得しました。
「防犯設備士」は、平成4年に警察庁の指導の下で防犯システムの技術レベルの向上を目的に資格化され、平成13年からは、
(社)日本防犯設備協会の認定資格となっています。国家資格ではありませんが、発注者から条件として指名される例もあって、防犯関連事業者の従業者など対象に資格取得を目指す人が増えており、警察関係者からも期待されているとか・・・。
防犯対策を行う上での警戒線の引き方から、それぞれの警戒領域に相応しい防犯設備とそれら防犯機器の構造や設置方法などの特徴、防犯設備の設計図の描き方、防犯設備施工の進め方や関連法令、また、施工作業の上で必要な電気回路の知識や使用する工具に関する知識、守秘義務などの防犯設備士としての心得など、習得しなければならない知識は多岐に渡ります。
幸い、電子工学を学び、電子回路設計などに従事していたこともあったて、基礎技術面に関する試験は比較的容易でしたが、新たに、鍵の構造や特徴から防犯設備の図記号や関連法令まで、新たに覚えなければならない事項も多くあって、試験は、想像以上に難しいものでした。
今後、企業等の防犯診断や防犯対策も含めた、適切な情報セキュリティ対策の提案に活かして行きたいと思います。