「会計で会社を強くする」その4:過去の自分と比べる
第四話は、「比べる」です。
会計を会社経営に活かし役立てるには「比べる」と言うことが有効です。何と比べるのでしょうか。それは次の三つです。
1.去年の自分と比べる(過去)
2.周りと比べる(現在)
3.将来の自分と比べる(未来)
今回は、「1.過去の自分と比べる」ということについて考えましょう。
皆様は、自分の成長(勉強や仕事)をどのように感じることができますか?
それは、去年までできなかったことができるようになる。わからなかったこと、知らなかったことがわかるようになるという瞬間ではないでしょうか。
私も昔、兄のようにキャッチボールがうまくできなくて悔しい思いをしていたのが、数年後には、少年野球のチームに入って試合に出られるようになっていたという思い出があります。仕事でも、新人当時、何がなんだかわからない税金のいろいろな書類がひとつひとつ理解でき、自分でも作成できるようになりました。(税理士ですから当然ですよね)
会社の会計の場合、この成長は非常に簡単に把握できます。一般に「前年対比」と言われる手法です。
1年前の決算と比べて「何が異なるのか」、これをとことん比べてみませんか。「何一つ異なっていない、すべて同じという決算は存在しません。(たぶん。私は見たことがないです)
1年前の決算に比べて、売上は?収入は?経費のこれは?あれは?etc.
そして、どうして異なったのかを考える。
これが経営に大きなプラスになると思っています。